異質な経営

私が勤める会社は、親会社の仕事を100%比率の会社。
株式の取得も、ほぼ親会社に掌握されています。
そのため、経営陣も親会社から下ってくる人ばかりで形成されています。
結局、本社は現場を知らない人間のみで、現場とは乖離してしまっている。


異質と思われることは、普通の企業なら会社の利益を最優先に考えるということが欠落している。
親会社から出向してくる人間が多く、少しでも親会社に媚を売りたい人間ばかり。
その結果が、当方の勤務する事業所の契約の際、社長が親会社に対して「3,500万円ほど多く貰い過ぎているので、削って下さい」と申し入れた。
親会社の方も、流石にそこまで一気に削れないので、2,500万の削減をした。
どう見ても、普通の企業の社長ではない。


それだけ利益を削っておいて、今になって今季の収益予想が赤字という・・。
そして、仕事に関わる物への出費を抑えて、無駄なQC活動等は控えない。
この仕事自体に、QC活動を行うだけの価値は薄く、改善効果なんて利益面で見られることは一切存在しない。
また、親会社への憧れか、無駄な活動への資金は惜しまない。
おかげで、とばっちりを受けるのが、いつも現場である。